町民サークル~多彩な活動を通じた、学びと楽しみ

阿波踊り

新ひだかで、阿波踊り?

平成28(2016)年現在、200を超えるサークルが活動している新ひだか町。移住された方は、その多彩さに驚くかもしれません。非常に多くのジャンルをカバーしており、どれも低料金で気軽に参加可能。ジャンルごとのサークル数をみると、やはり音楽、ダンス、スポーツ系といった定番が多いようです。
その中で、やや異彩を放つジャンルがあります。それが「阿波踊り」です。

開拓の歴史から根付いた阿波踊りを、次世代に伝えるために

阿波踊り

「踊る阿呆に見る阿呆…」で知られる阿波踊りは全国的に有名ですが、そもそもは北海道から遠く離れた四国・徳島県の盆踊りで、400年を超える歴史を持つ伝統芸能です。それが新ひだか町に根付いたヒントは、この地の開拓の歴史にありました。
明治4(1871)年、旧静内町に入植し開拓を始めたのが、淡路島徳島藩洲本城代家老・稲田邦植(くにたね)と旧家臣一行。現在は兵庫県に属する淡路島ですが、当時は徳島藩に属していたので、新ひだか町と阿波踊りの縁は開拓時代からといえるでしょう。

まちをあげて阿波踊りに取り組むようになった直接的なきっかけは、時代が下って平成2(1990)年。当時の旧静内町が、兵庫県淡路島の旧西淡町(現南あわじ市)、徳島県の旧脇町(現美馬市)の2町と姉妹都市を提携します。ちなみに旧三石町は、すでに昭和58(1983)年、やはり現南あわじ市である旧南淡町と友好市町提携を結んでいました。
この友好都市提携が契機となり、徳島県と淡路島の伝統芸能である阿波踊りを新ひだかでも踊ろうという気運が高まります。このときに結成された連(れん・阿波踊りのチームのこと)が、後に各町民サークルのもとになり、現在の活発な活動に繋がっています。

2つの友好都市提携からすでに27年(2017年現在)。その間のサークルや町民の協力により、阿波踊りは新ひだか町に根付いたといえるでしょう。それぞれの阿波踊りサークルは、阿波踊りの北海道大会、そして新ひだか夏まつりで、公民館での日頃の活動の成果を披露しています。子どもが参加できるサークルもあり、今後いっそうの広がりが期待できます。

新ひだか町で生まれた、勇壮な「染退太鼓」のサークルも

染退太鼓

祭りやイベントの高揚感を演出するのが和太鼓。新ひだか町の和太鼓といえば「染退(シベチャリ)太鼓」です。
新ひだか町(旧静内町)での和太鼓演奏は、もともとは旧日専連の加盟店が行っていました。それを昭和63(1988)年に「静内染退太鼓」と改称し、まちの新たな伝統芸能としてスタートを切り、現在に至ります。活動中の「静内染退太鼓」サークルは、小・中・高校生の参加もOK。上写真のとおり、祭りでは子どもたちも元気にバチをふるっています。
ちなみに難読地名の「染退」は、アイヌ語の「シベチャリ(サケが卵を産むところ)」から取られています。新ひだか町内を流れる静内川の旧名が「染退川」でしたが、現在は地名としては残っていません。しかし、この太鼓をふるさとの新たな伝統芸能として育てていくという意味で、旧地名の染退はふさわしい名前と言えるでしょう。

阿波踊りと染退太鼓のほかにも、伝統芸能に取り組むサークルはまだまだあります。活動拠点は新ひだか町公民館のほか、地域交流センターピュアプラザ、みついしふれあいプラザなど町内全域にあり、お住まいの近くに参加したいサークルがあるかもしれません。
町民の方はもちろん、移住された方もぜひ参加し、伝統の担い手になってみませんか?

 


 

新ひだか町公民館

新ひだか町静内古川町1丁目1-2
問合せ/TEL.0146-42-0075

関連記事

 
第5回「Hidaka Player’s Talk」河合正人さ....

北海道大学の河合と申します。ほとんどの方が初めて、はじめましてということでよろし …

 
第5回「Hidaka Player’s Talk」加藤エミさ....

  みなさんこんばんは。ちょっとしゃべる前に一言みなさんにお伝えしたい …

 
第5回「Hidaka Player’s Talk」阿部卓馬さ....

みなさんこんばんは、ありがとうございます、ご紹介に預かりました、シンガーソングラ …