まちゼミin新ひだかを体験!

10月16日よりスタートした、今年で2年目となる「まちゼミin新ひだか~得する街のゼミナール」。
町内約21店舗が参加し、27講座を開講。多岐にわたるジャンルの講座が開かれ、親子で参加出来るものや仕事終わりに参加出来るものもあり、受け付け開始初日から満席になったものもありました。

今回は、まちゼミの人気講座のひとつである「コーヒーの手網焙煎体験」を紹介!
行なわれた場所は、静内山手町にある『syzygy cafe(シジジーカフェ)』。

意外にも簡単にコーヒー焙煎ができるという、焙煎工程に使う道具がこちら。

なんと、ギンナン煎りとカセットコンロです。
なかなか想像つかないかもしれませんが、こちらに豆を入れてひたすら振るのが焙煎作業です。

まずは、生豆の中から、欠けているもの・未熟な小さすぎるもの・虫食いのものを取り除きます。
そして、選んだ豆の仕上がり(浅煎りか深煎りか)をイメージしておくことが大切。

ギンナン煎りの網に生豆を入れ、カセットコンロに点火。

蓋の部分にアルミホイルをかぶせ、弱火で豆の水分をとばしていきます。
振り方が均一でないと、豆に均一に火が通らないでムラになることも…。
振る作業は約30分かかるので、はじめから張りきって振っていくと途中で疲れてしまうので、力を抜いてゆるーく一定のリズムで振るのがポイントです。

しばらく振るとチョコレートに似た甘い香りと、「チャフ」と呼ばれる豆の表面を覆っている皮が剥がれ、豆の色も少しずつ茶色く変化してきます。

振り始めて15分少し経った頃、豆から「パチっ、パチっ」と音が聞こえてきます。
はじめに音が聞こえてくるこの時間を1ハゼと言います。
この段階で終了すると、酸味の強いコーヒーが出来上がります。

途中でマスターに交代してもらいながら、ひたすら振り続けると30分手前でモクモクと豆から煙が出てきて「ピチっ、ピチっ」と先程より細かくはじける音がします。これを2ハゼと言います。

店内が一瞬けむくなりましたが、この音と煙が出る2ハゼの瞬間が醍醐味かもしれません。

豆から油が染み出てきて、少しずつツヤツヤとしてきます。
2ハゼの段階ですぐに終了すると酸味が若干残りますが、そこでさらに煎り進めると苦みが強くなってきて、酸味が甘みへと変化。
この「やめる瞬間」にそれぞれの味へのこだわりが出てくるのでしょう。

豆をザルにあけ、うちわで扇いで少し冷まします。

30分ほどひたすら網を振り育てた豆がピカピカと輝いています!

 

最後にマスターに豆を挽いてもらい、自分でコーヒーを淹れました。
コーヒーに合う水や温度、豆へのお湯の注ぎ方もレクチャーしてもらいました。
焙煎直後の豆はお湯を注ぐとプクっとふっくら膨れ上がるのが特徴とのこと。

朝寝ぼけながらお湯を沸かし、湯気のあいだから立ち込めるコーヒーの匂い。
それが自分で焙煎したものだと何とも特別な気持ちになります。

 

 

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今回講座が行われたsyzygy cafeは住宅街の一角に2013年にオープン。
マスターの趣味のギターがズラリと飾られ、木のぬくもりが感じられる手作り家具が設置された店内。
町外からわざわざ買いに来る人も多い自家焙煎珈琲と卵や牛乳を使わないオーガニックスイーツも並ぶ、人とからだに優しいアットホームなカフェです。

最近では、Radioしずないの収録(月1回配信)、しずないトーク村(満月の夜18時から)、初心者アコースティックギター教室(土曜18時から)と、様々なイベントが行われています。看板猫の「さば」と「とろ」も猫好きのあいだで大人気です。

 

まちゼミという町内の商店の魅力を知るきっかけとなる取り組みが人と人が繋がるきっかけとなり、町の人達にとって頼りになるお店が増えていく暮らしはあたたかくてホッとするものですね。

まちゼミin新ひだか 得する街のゼミナール
主催:新ひだか得する街のゼミナール実行委員会(新ひだか町商工会内)
共催:新ひだか町静内商店街連合会

syzygy cafe(シジジーカフェ)
〒056-0024
北海道日高郡新ひだか町静内山手町3丁目8-19
☏0146-49-0528