北海道静内農業高校 馬コースからのお便り (2019.2.13)

私たちと叶愛の『夢の幕開け』・・・

私たち、静内農業高校の馬コースが育成した牝馬の『叶愛(かなめ)』が、『ユメノマクアケ』という競争馬名でデビューすることが決まりました!

 

 

 

 

 

 

叶愛は2017年4月21日に本校の厩舎で誕生し、馬コースと馬術部の生徒が連携して馴致や飼養管理を行って大切に育ててきました。

何も分からない産まれたばかりの叶愛と、馬を育てたことのない私たち。どんな風に接していけばいいのか迷うことばかりで、反抗されてしまうことも多くありました。時には放牧中に転んでしまった叶愛が怪我をして帰ってきて焦ったこともあります。

 

 

 

 

 

 

また、生後6ヶ月で行った離乳では、母馬の姿を探して嘶き続ける叶愛を見て、私たちが親代わりとなって叶愛を大切にしなければという思いが強まりました。

やんちゃでワガママな叶愛に手を焼いた幼少期でしたが、セリに向けた引き運動を続ける中でお互いが成長できたため、良い関係を築くことができ、無事にセリの日を迎えることができました。

セリでは、お客様が気になる馬を見て歩く「展示」、各厩舎にお客様が来て個人的に馬を見る「馬見せ」、上場直前の「パレードリンク」、そして最大の見せ場である「上場」があります。

各ステージを馬術部の繁殖チーム4人がそれぞれ担当しました。

兵庫県馬主協会様が270万円で叶愛をご購買くださり、叶愛にとって次の「ホーム」が決まりました。

上場を担当した沖田くんは「順番が近づくにつれて緊張と不安が大きくなって大変だった」とコメントしていましたが、練習の成果を大いに発揮できていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

兵庫県馬主協会様のご厚意で、私たち農高生が叶愛の競走馬名を決めさせていただくことになりました。

馬コースの生徒が「速く走れるように」、「叶愛の特徴に合うように」などの想いを込めた案を出し合い、『ユメノマクアケ』に名前が決定。

名付け親である利部くんは、この名前に「叶愛のデビューの年は、自分たちが高校卒業後に新たなステージでデビューする年でもある。支え合ってきた仲間や一緒に成長した叶愛のことを忘れず、夢を叶えるためにこの先も頑張っていきたい。」という想いを込めたそうです。

叶愛がこの名前を背負ってレースに出ると思うと、今からワクワクしてしまいます!

叶愛は現在、北海道胆振にある丸善橋本牧場様(マルゼンスキーなどを輩出)に育成をしていただいており、早ければ今年の夏に兵庫県の園田競馬場でデビューします。

私たち繁殖研究班は、叶愛が競走馬『ユメノマクアケ』として悔いの残らない走りをしてくれることを確信しています。

そして、この記事を読んでいる皆様が叶愛のことを応援してくださると幸いです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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