第4回「Hidaka Player’s Talk」大江夢さん

 

 

皆さんこんにちは、大江夢です、よろしくお願いします。

まずはじめに自己紹介します。大江夢、先程言いました19歳の日高生まれの日高育ちですね、生粋の日高っ子です。今、現在は通信制高校に通いながらあっちの方に養老乃瀧さんってあるじゃないですか、あそこで酔っぱらいに愛想を振りまいていますんで是非来て下さい。

 

昨年の1月から2月、2週間くらい新ひだか町の公民館にて個人作品展を開催しました。個人作品展ってなんぞやと思われた方もいるんですけど、私、プロのフォトグラファーになりたい人間なんです。まだ全然なんですけど。ちなみに「展示見に来たよ」という人、いらっしゃいますか、わー、ありがたい!ありがとうございます。

 

これから何をお話するかと言いますと、皆さんみたく何かしてきたってわけでもなくて、ただ何というかただ生きていただけなんです。私将来の夢がプロのフォトグラファーっていうことでそんなに何をしたというわけでもないんですけど、8月に声をかけていただいて、ようやく1月の今日、出ることができたんですけど、ですから今日はそうですね、そんなに大人でも子どもでもない19歳という中途半端な年齢なんですけど、私がどんなことを考えてどんなことを思い、夢を抱いているのかということをお話させていただこうと思います。

 

将来の夢になったきっかけです。先言っちゃいましたね、すいません。小学校4年生の時に、知り合いから母が借りてきた本に、「マンホールチルドレン」ってご存知ですか、世界中のマンホールチルドレンという、マンホールに暮らす子どもたちの写真集を母が借りてきたんですけど、その本を見たのがきっかけだったんですね。今考えても小学校4年生が「んなアホな」って思うんですけど、それを見て「誰かに頼っていたらずっとこの先この状況変わらないな」「私がもっとこのことを伝えていかなきゃいけないな」と思ったんですよね。そんな真面目な女の子だったみたいです。

 

それからずっと胸に決めているのが、世界中の子どもたちの涙と笑顔の写真を撮って、世界中に発信することということになりました。少し話が逸れるんですけど、中学1年生の時にパニック障害というのを発症しています。パニック障害の症状が悪化して静内高校を中退しました。

その後、高校を休学して、今3年生ですね、今年卒業の年になっているんですけど、高校に行かないというのは結構辛い選択肢でした。周囲からの偏見はたくさんあったし、「学校に行けないのは甘えだ」とかいろんな人に言われてきて、その割に口だけ達者に「夢は叶えたい」だの何だの言うわけで、そうしたら結構「現実を見ろ」だったり「写真は趣味にしなさい」だとか、「そういうのは才能があるやつがやることだから」「そういう一握りの人間がやることなんだよ」って何度も言われましたね。学校に行けないのに何ができるんだとか、言われて、大人が大嫌いだったんです。大人の皆さんを前にして言うのも何なんですけど。今でもそういう大人が大っ嫌いなんですよ。何でもかんでも、夢も見られないし理想も語れない、社会のルールがすべてだとか、人と違うことを言えば問題児だとか、与えられた道筋をたどればいい子で親孝行だとか、そういうことを言う大人がたくさんいると思うんです。私、いやーこんなに言ってた私の鬱憤晴らしになってしまうので、やめようと思いますね、すいません。

 

次にお話するのが、私が今なにをしているのかっていうことです。そんなに本当に大したことやっていないんですけど、通信制の学校で勉強して、夜は養老乃瀧さんでバイトして、今自分が作りたい作品だとか撮りたいものが思い浮かべば撮って、周りの人にモデルをお願いして撮らせて頂いたりだとかしているんですけど、たまに知り合いからこういう写真を撮って欲しいだとか、そういう依頼を受けることもあったんですけど、昨年は市毛写真館さんってありますよね、静内の。市毛さんが知り合いだったので、カメラマンさんにカメラマンとして雇っていただいて、写真撮らないかと言われて1年通してマーガレット幼稚園さんと静内幼稚園さんの運動会だとか発表会の撮影に携わることが出来ました。すごいいい経験でした。

 

先程言った依頼の内容というのは結構様々で、高校の卒業の記念写真を撮って欲しいだったり、カップルでの2人の思い出を撮って欲しいとか、すごいイチャイチャするんですよ、それを撮るんですよ、私。家族の集合写真を撮って欲しい、お子さんが産まれた方だったら記念に写真をかっこよく撮って欲しいとか、というのを芸術的に撮って欲しいとか言われるんですけど、後、この間は成人式があったので成人式の前撮りもしてほしいという依頼も受けました。後は企業の製品写真、公民館で中高生がライブしたりしているのご存じですかね、社会人バンドもあるんですけど、そちらの方のライブ写真を撮ったりしています。後SNSのプロフィール写真というのは、Facebookだったらみんなで撮った集合写真の一部を切り取ってというのが多いと思うんですけどその写真を独自で撮って、それをかっこよくプロフィール画面にしたいんだという方の依頼も受けました。

 

これが例えばですけど、一番上のやつが卒業写真なんですけど、後はこっちはプロフィール画面だとか子どもたちの写真、成人式の写真も1個ありますね、トマトの写真は丸静市場さん、丸静市場さんのやつが新しいトマトの製品を1年通して撮って欲しいという作品もありました。

私はプロではないんですよ。撮ってますけどプロっていうのはやっぱり写真を撮って生計を立てる、そうやって生きていける人がプロだと思っているので全然プロではないし、今の状態でアマチュアとも言いづらい、ただ趣味でやっているだけなんですけど、でも依頼してくれる方はいる。そういう状況で去年1年位ですかね、だいぶ依頼してくれる方からお金を頂くことが多くなって、受け取って欲しいと言われるんですけど、私の経験の上なので、ずっと断っていたんですけど、それは困るって言われることが多くなって、ホントに今困ってます。どうしたらいいんでしょう。どうしたら良いと思います?もう値段が決められなくて、私自身の値段になるじゃないですか、それってお客様に決めてもらうということになるのかなと思いながら日々悶々してるんですけど、これはやめときましょう、ハイ。

 

ただ、ありがたいことに私は出会いに相当恵まれていて、出会いっていうのは誰でもあると思うんですけど、その19年で何がわかるって言われたこともあるんですけど、出会いって本当に大事で、一昨年、静内で馬のドラマの撮影があったのご存知ですか?スペシャルドラマの撮影があって、その撮影をしているのは知っていたんですけど、それを知らないで母と2人で飲み屋街を歩いていたんですよね、そうしたら母がだいぶ酔っ払ってすごいいい感じに酔っ払ってたんですよ。そうしたらその声を聞いた男の人2人が飲み屋に入ってきて、男の人2人全然知らない人なんですよ、バンバン話しかけてくるんですよ、何かなって思ったっけ、撮影スタッフの人たちで、2人とも照明部隊の人だったんですけど、それから色々話聞いてもらって連絡先も交換して、その時に撮影の場所に一日つかせていただいて色々経験させていただいたんですけど、その方とも今でも出会いを大事にして連絡も取ったりして「東京出ておいでよ」という話も頂いて、今年の4月から出るつもりではいるんですけど、そういう出会いがあったり、先程梅内さんが言っていたように出会いに感謝すること、出会いってやっぱり奇跡だと思うんですよ。

 

私も大人さっき大っ嫌いって言ったんですけど、中学と高校の時の先生だけは大好きで、すごい変わった人たちなんですけど、彼らとの出会いというのはやっぱり私の人生をより豊かにしてくれた、そういう出会いがあって大人って一括りにしちゃいけないなというのを知らせてくれた2人がいて、その2人なんですけど、学校の先生だったんで結構学校の先生ってルールがすべてとか、社会のルール大事だよ、外出たら大事だよって言われるんですけど、そういうの大嫌いだったから嫌いかなと思ったんですけど、嫌いかなと思ったんですけど、その2人、1人は理科教師なのに理科の授業しない人なんですよ。道徳の授業し始めて理科の単位が終わらないとか問題のある人だったんですけど、人生の道徳を教えてくれる人だったんで、もう1人は学校の先生だったのに「学校なんて行かなくていいんだよ」と私に明言してくれるような方、ですごい面白い人だなと、すごい面白い人だなと、学校の先生としてではなくて私に行き方を教えてくれる先生がいたんだなと、その2人の先生のお陰で私は出会いを愛することが出来たし自分の夢を信じることが出来たし、君の思ってることは間違ってないよって思わせてくれる大人の方がいて、出会いって大事だなってさっき梅内さんの話しで思い直しましたね、今ここで出会っていることも奇跡だと思うし、こうやって話してくださった方と話が繋がることも奇跡だと思うので、今日交流会ちょっとしか顔出せないんですけどみなさんと色々話できたらなと思っています。

 

話は結構変わるんですけど、近頃の青年を悟り世代なんて言うのをご存じですか?私と同年代かそれ以下の年代の子どもたちなんですけど、時代の流れだとか社会の仕組み、そのルール、暗黙の了解だとか、「こういうことはわかっておきなさい」ということを悟って安定した職しか就かないとか、決まった進路にしか進まないだとか、ということを小中学生を含む少年とかにも見られる傾向なようで、お子様いらっしゃる方だったら「うんうん」と思ったりすることもあるんじゃないかなと思うんですけど、夢を持つことができない、社会現象が起きています。お金がないだったり、時間がない、自信がない、そういうことが原因なのかなと思いますが、社会問題の話になってしまうんですけど、減らない自殺者数だったりなくならないいじめだったり、過労働だったりパワハラ、いろいろ人々の余裕が一向に回復しないというのが今の社会だと思います。でもなんか、そんな社会だけど、夢を持ってることで、負けたくないじゃないですか。すごい悔しいじゃないですか、社会のせいにするとか。そんな社会でもちゃんと生き抜いて、どんでん返ししてやりたいんですよ、私は。

「夢なんてのは心に秘めておくくらいがいい」って言われたことがあるんです。「仕舞っておきなさい」って。ね、バカみたいでしょ?私は夢ってものほど人間を大きくしてくれるもの、重要で面白いものってないと思うんですよ。だって口にするだけタダなんです。思ってるのもタダだし、ね、思ってるのもタダだし口にするのもタダだし、口にしてれば近づけるんですよ。うまい棒だって10円かかるんですよ、お金かからないんですから、夢を話すのって、すごい。夢は叶わないとか、儚いものだってわけでもないし、叶わないと夢じゃないってそんなアホな事はないんですよ。どんなことでもいいんです。どんなことでもいい、私みたいにプロのフォトグラファー叶うかわからない夢、叶うかわからないもの、そうじゃなくても家族を生涯守りたいだとか努力次第で必ず叶えられること、毎日私は仕事前にメロンパンを食べることが好きなんですけど、毎日メロンパンを食べたいとか、年収1億の男になりたいとかそういうことでもいいんですよ、この町だったら競馬で大儲けするでもよしです。☆3つ作れる料理を作れるようになるでもよしだし、どんな些細なことでもあなたの希望は夢だと思うんです。

あ、言っちゃった。かっこ悪い。どんな些細なことでも人の希望っていうのは夢であって、生きる意味だと思います。私が夢を持って、夢を持つことでパニック障害とかと関わって戦いながら、それを生きる意味だと思ってます。

 

淡々と話してしまったんですけども、緊張してバタバタしてるので、でも夢っていうのは本当にこんな19歳が何話すんだっていう感じで見てくださってる方もいると思うんですけど、夢って本当に自分を成長させてくれます。出会いもそうだし、先ほど言ってた感謝の気持ちも大事。何のために生きるかわからなくなってしまうことなんていっぱいあると思うんです、私もたくさんあったし、たった19年でたくさんあったんだから、50年60年生きてる方だったらもっといっぱいあったと思うんです。でもこれからその時にその人を救ってくれるのって夢と出会い、人との愛だと思うんです。こんなこと語るなって感じな顔してる方もいらっしゃいます。辞めて下さい、見ないで下さい。

 

私の写真っていうのは表現方法の一環でしかないんですけど、ちょっと話変わりますけど、私話すのが苦手なんです。今すごい緊張しててドキドキしてて、こんな言葉を発してるのが奇跡みたいなもんなんですけど、表現方法っていうのは言葉だけじゃなくて写真でもいいと思うし、私は写真だったし、私ではないみなさんは言葉だったり絵画だったり、演技をする人もいるかもしれない、歌だったりに変わるだけです。得手不得手はあれど、どんな人にも表現の方法っていうのは平等に与えられていると思います。

20分も話してるんですね、すごい中途半端になったんですけど、私の表現方法は写真なんですよ、色んな人がいると思うんですけど、やっぱり人間だからコミュニケーション取りたいじゃないですか、いろんな人と。それは私からあなただったり、あなたから私だったり、あなたから違う人だったり、いろんな人がいると思います、出会いがあると思います。今たまたまピュアという場所でコンピュータというツールを使って、プレゼンして言葉でみんなでお伝えしてますけど、いつか私は写真だけ写真だけで想いを伝えられるようなそういう人間になりたいです。感動を与えられる人間に必ずなります。絶対になってやります。どんでん返ししたいから。社会に文句を言いたいから。

大人にこんなことでできるよって、言ってやりたいんで、絶対絶対なります。この場をお借りして私の決意表明です。すいません。

頑張ってくださいとか、応援してます、そういう声を最近かけていただくことが増えたんですけど、すごいとっても嬉しいんです。それはその言葉だけで私頑張れるんですよ。でもそれすごい綺麗事だって言われるけど、本当に、本当に頑張ってとかすごい写真キレイだねって言ってもらえるだけで頑張れるって、言葉ってすごいですね。ホントに。

でも、私も微塵も期待してないっていうのも承知の上なんです。それが例えば、上辺だけの言葉だったり、そういうのも中にはあると思うんです、頑張れっていうのも、きっと叶うよっていうのも、上辺だけの言葉だっていっぱいあると思うんですよね。でも、それでも私がこうして今皆さんの前に立って夢の話、私の話をこうやって話せてるってことは今までの選択だとか行いが必ずここに繋がってきたということです。選択は間違ってなかったってことです。どんなに文句を言われても続けてきたことが間違いではなかった、すごい自信につながりました。樋口さんありがとうございます。

何回も後悔しそうになったし、何度も周りに責め立てられて、何度も泣いて、何度も悩んでこうやって選んだ道は、間違いなくここだけじゃなく着実に未来に近づいていっているということだと思うんです。だから、ここまで話といいて何なんですけど、こんな話忘れていただいて結構です。私の名前と最後にチョロっと流す写真だけ覚えて頂ければ結構なんで、ちらっと流させて下さい。

 

これ女子高生の写真ですね、高校生の。

これがカップルです。仲良かったです。仲いい!

これは友達ですね、図書館をお借りして。

これもカップルですね。

これは高校の卒業写真です。

これは兄ちゃんの結婚式です。これも兄ちゃんですね、幸せそう。

これ東京で初めて撮ったポートレートです。

 

じゃあこれだけ覚えてくだされば、私はもう十分なんで、名前と「大江夢です、大江夢」よろしくお願いします。大江夢っていいますんでこの写真と顔を覚えていって下さい。

ご清聴ありがとうございました。

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