第3回「Hidaka Player’s Talk」木村真依子さん

こんばんは、ナナクラ昆布の木村と申します、よろしくお願いします。

私は日高出身なんですが札幌に今住んでいて、札幌で活動しています。

今回呼んでいただいて本当にありがとうございました。

早速なんですけど、本当にいつも札幌では自身の活動とかを話をする機会は結構あるんですけど地元の方で地元の皆さんにお話するのが今日はじめてなのでとても緊張しています。

タイトルの「おしゃれなひとはだしをとる」というのはなんのこっちゃだと思うんですけど、それは進んで行く中でお話したいと思います。

まず簡単な自己紹介。新ひだか町の三石出身です。物心ついたことから夏になると祖父がコンブ漁をしていて、一番古い記憶は3歳か4歳かそれくらい、朝早く私の父と母が私と姉妹3姉妹なんですけど姉妹を抱えて車に乗せて海に行くみたいな、そういうのが一番古い記憶です。

小中、三石小学校三石中学校だったんですけど、私は剣道やっていたので北海道栄高校という白老の高校に入学しました。剣道一筋の3年間を過ごしてですね、本当に剣道をやっていた経験が今の私の糧に今でもなっているのでやっててよかったなと思います。

高校時代剣道3年間やっていたんですけど、2005年大学ではちょっと辞めてしまって教育大学の岩見沢校に入学しました。この時私は先生になるつもりもなくなんとなく「教育大学でいいか」という感じで入学したので、まわりとのギャップもありまして、ちょっと人生について悶々としていた時に、あるきっかけがあって30歳までに絶対起業しようと決意しました。きっかけというのはちょっと次で説明します。

 

卒業後は印刷会社に入社しました。営業職に就くんですが、途中別の印刷会社に転職したりしてさらに営業職を続けます。2013年に結婚して、2014年妊娠をきっかけにして勤めていた印刷会社を退社し7月に出産を経験しました。

2015年の育児が落ち着いたタイミングで今のナナクラ昆布という屋号で札幌の方で、一応まだ個人事業なんですけど事業を開始しました。一応目標としていた30歳にぎりぎり間に合ったなと思っています。

きっかけですけど、一番左が祖父と祖母なんですけど、奥が納屋で海に、今は祖父に漁は辞めてしまったんですが、本当に小さい頃からこういう光景を見て育っていったんですね。そんな中できっかけというのが、ある日私が20歳か21歳頃なんですけど「自分の体が動かなくなったら商売を辞める」と言い出したんですね。この時の祖父はまだ全然元気でその時に辞めるという話ではなかったんですけど私それを聞いて今までの祖父と昆布の思い出が祖父が言ってしまったことによって、私の貴重な生きてきた思い出というか私の原点というか、そういうものがなくなってしまうのと、そもそも祖父がコンブ漁をしていたという事実が何かなくなってしまうのがなんか寂しいなと感じて、この時に私が何かすることによって、例えば祖父の商売がなくなってしまっても祖父がコンブ漁をやっていたという事実が残ってほしいと思って、この時に起業しようと思いました。30歳というのは特に深い意味はなくて、20歳位の頃の描く30歳ってちょっと遠い未来だったり自分がすごく大人になっているのかなという節目の感じがして30歳って思っていたんですよね。本当に私にとって祖父は今でも自慢の祖父だったので、何かしたいなとこの時に思った記憶があります。

 

 

 

ちょっと余談なんですけど、ナナクラ昆布のナナクラって、よく催事とかに出店すると「ナナクラ昆布という種類の昆布があるのを初めて知った」って言われるんですけど、こういう昆布があるわけじゃなくて、祖父の屋号は初代である私の曾祖父の名前をとって「木村七蔵商店」と言うんですけどその「七蔵」を「ナナクラ」って読み替えただけなんですが、それプラス名刺を渡した時に「何屋さん?」って言われたくなくて、ひと目で昆布屋さんってわかるようにナナクラと昆布をつなげてナナクラ昆布という屋号にしました。

曾祖父だった七蔵さんはとってもやり手の経営者という噂でして、自分の足で稼ぐというか営業マンの真髄のような人だったと聞いています。なので私も少しでも祖父に近づけるようにと思って祖父の名前をちょっとひねってナナクラ昆布という屋号にしました。

 

私の話ばかりで申し訳ないんですけど、大学卒業に印刷会社に入社したんですが、何で印刷会社に入社したかというと、まず社長への近道は営業マンだと思ったのと、じゃあ何で営業しようかなと思った時に、印刷物ってどの企業さんもどの団体も絶対何か紙媒体というものを持っているなと思ったので、ということは私の営業次第で将来に向けて色んな人と出会えるんだなと思って、じゃあまず印刷会社の営業マンになろう、後は自分で将来ブランドを立ち上げるというところで、デザインについてもいっぺんに学んでしまおう、後自分でも絶対名刺だったりパンフレットだったりも作るよなというのもあって、印刷の知識があるととても有利だなと思って印刷会社に入社しました。

 

在職中は昆布の営業活動をやっていたんですね。ホントにこれを見たら「へーすごいね」なんて言われるんですけど、よくよく、いや、よく考えなくても会社にとってはとても不利益な人材というか印刷の仕事もしていたんですけど。この時の写真は母と一緒に香港に商談に有給を使って行きました。

印刷会社に勤務しながら私は「30歳までに昆布の会社を立ち上げます」と色んな人に言いながら人脈を広げていったんですね、そんな中で「この子言ってんのかな」という人も中にはきっといたと思うんですけど、その時新卒なのに23、4くらいだったんですけど、その頃に出会った人脈が、今の自分を支えてくれているので、私の中ではやってきたことは間違いじゃなかったんだなとすごく感じてます。

その時にちょっと縁があって結婚出産を経て、29歳の時にナナクラ昆布を立ち上げたんですけど、もちろんずっとテンションを30歳までに起業するぞと保てていたわけじゃなくて、もちろん途中で「私なんて馬鹿なことを言ったのかな」「恥ずかしいやつだったのかな」とか「起業なんてそんな馬鹿なことを何言ってたんだろう」と思っていた時期もありました。やっぱり最初の1社目が会社自体が良くなくてちょっと辞めてくれないかという話になって、それでじゃあ退職した後も別の印刷会社に入る前になんかちょっと親戚の叔父のところでお世話になったりとか入社して1ヶ月でやめたとかなんかプラプラしたりとかしている中で、でもやっぱり自分で30歳までに起業するって言ってたのがあったので、周りの人から「君はいったいいつまで印刷会社なんだい」っていう周りからの突きですね、それでまたちょっと自分でも気持ちを盛り上げてなんとか起業しようというふうになって今に至っています。

それでじゃあ起業してどんな商品になったといいますと、その前にまず昆布ってみなさんどんなイメージありますかね?

本当に写真でもある通り消費量はもちろん減ってますし特に昆布を使うイメージってなんか年配の方が使うようなイメージだったり、おしゃれとはいえないデザインだったり、料理といえば「なんだろう、昆布巻き?」くらいみたいな、そういうイメージなんかでやっぱり声として多いのは「使い方がわからない」、後「年配の人が使う」というか若い人、私も含めてですけどやっぱり「わざわざ昆布だしをとる?」「なんか日高昆布と利尻昆布の違いって何?」みたいなそういう声も多かったりとかやっぱりいかにもなパッケージ、何ていうんですかね、真ん中にあるように一回バリっとやってしまったらこの後どうするんだろうというか、サイズも大きいのでこれら総合して私も祖父の昆布の商品を見ながら思ったのはもらって困るなとすごく思ったんですよ、昆布を。今では色々物産展で出たりとかして真ん中のいかにもという昆布自身も需要がとってもあるっていうのをすごくわかってはきたんですけどでも、やっぱり一番最初のイメージとしてはもらって困るというのがイメージだったので、私がやりたかったのはもらって困るじゃなく、もらって嬉しい昆布を作ろうという、私がもらって嬉しい昆布を作ろうと思って商品開発しました。

出来たのがこういうちょっとメインの商品は一番端のテーブルに乗っているような写真とこちらの上の端の写真なんですけど、本当に昆布らしくないというか、一見するとなんだろうコーヒーのパッケージと言うか紅茶とかお茶みたいな催事に出ると「昆布ってわからなかった」と言われるんですけどわざとこういうパッケージにしたんですね。コンセプトはもらって嬉しいオシャレな昆布。使い方がわからなければFacebookとかインスタグラムとかで使い方の発信だったりとか、ちょっとわかりづらいんですけど、昆布を加工している商品なんですね。

後はいかにもな一回空けてしまったらこれどうやって保存するの?というところと昆布ってみなさん棚の奥に入っちゃっている人とか結構いませんかね。なのでそういう意味でも白いパッケージの方は特に開けてもまたくるくるくると泊めて置けるんですね。それプラスやっぱりおしゃれなパッケージにすることで台所のインテリアになるようなそういう要素を持たせたかったんですね。それを総合しておしゃれなもらってうれしいものにしたかったのともう1つ私がこだわっているのは「おしゃれなひとはだしをとる」というキーワードを付けています。

さっきのタイトルにも会ったんですけど、これなにかなというのは、昆布を使うって何だかおしゃれよね、という昆布の新しい価値をちょっと作りたいんですね。今本当に作っている最中と言うか植え付けている最中みたいな感じなんですけど、やっぱりおしゃれじゃないと若い人って食いつかないかなと思って。今の需要層がすごい年配の方だったら、今日は年配の方も何人かいらっしゃるんですけど例えばその人達がいなくなった時に、今の私たちの、誰も使っていないと、今使っているそうが一気にいなくなった時にじゃあ昆布って一体誰が使っているんだろうと思って、なので今から20代30代の世代に昆布を使うってことを植え付けたくて、こういうコンセプトとキーワードを付けました。後もう1つはですね、起業というか事業するからにはメディアに取り上げてもらいたいなと思っていたので、メディアが食いつく要素ってやっぱりギャップと商品のストーリーだと思うんですよ、例えば美人すぎる○○とかちょっと前に流行りましたよね。美人と○○が警察官だったり、美人と警察官のギャップがあるからこそメディアが食いついたのであって、それと同じで昆布とおしゃれというギャップと、後は商品のストーリーというかストーリー事態は私の起業した背景ということになるんですけど、そういうメディア戦略も兼ねてこういうコンセプトとキーワードにしてました。

活動内容なんですけど、自社のホームページを中心とするネット販売、ネット販売と言うかホームページを見た方が若い方とかが、それこそ九州とかそっちの方からの引き出物とか内祝いでご注文を頂くことが多いんですけど、お取り寄せいただくのと、後は店舗さんだったりとかに卸したりが今はメインです。

その中に百貨店だったりメインは百貨店は大丸札幌店さんと札幌の地下歩行空間のイベントが出店がメインになっています。それと講演とか講座依頼とかも受け付けています。講演とかは高校生とか大学生に向けて働くとは?ということでお話しする機会が多いんですけど、本当に働くとは未だに私が聞きたいところではあるんですけど、お仕事とか昆布、日高昆布講座という点で今お出汁とかすごいブームなので、そういう点で日高昆布のはなししてくださいってお話をいただくことが多いです。

後は他の企業さんとのコラボ企画ですね、ちょっと前までは北広島にある「風味絶佳」さんという1ヶ月間うちの昆布を使ったメニューを出してもらったりとか、後は札幌にあるコロンというパン屋さんでは一緒にコラボして1ヶ月間オリジナルの限定のパンを出してもらいました。それ以外にもちょこちょこそういう企業さんとのコラボをしています。

というのが今活動中です。

最後になるんですけど、今後の目標としては、2018年4月8日までに実店舗を持ちたいなと思っています。札幌の方に持ちたいなと思っています。4月8日とは何ぞやなんですけど、これは私が事業を開始した日なので、4月8日でちょうど3周年なので何かそれに向けて自分でいつまでに持つってみなさんに公言してちょっとストイックに追い詰めようかなと思って、4月8日までに実店舗を持つこと、後は自分でレシピとかお料理発信していく中で色々バリエーションも増えてきたのでレシピ本を出したいなというところと、オリジナル商品の開発などなどなんですが、これは目先の目標で、本当の目標はやっぱり二十歳くらいの時に30歳で起業しようと思ったのと同じで、今31歳なので次の目標は40歳までの目標を今掲げてます。40歳までの目標というのが三石に、札幌とかそういうところではなく三石に店舗兼ゲストハウス今流行ってますよね、ゲストハウスを建てるのが目標です。40歳までなので35歳でもいいし39才11ヶ月で達成してもいいんですけど、とりあえず40歳までが目標。何がしたいかというと丁寧な集客とアピール、どういうことかと言いますと、このゲストハウスに人を招待したいんですね。自分で一人二人という少人数を呼んで最大限のもてなしをして、また札幌なり東京なりに帰ってもらう、そうするともてなされた方が「三石ってとってもいいところだった」って言ったらまた来年新しい人を連れて三石に来てもらう、そういう時間はかかるんですけどそういう丁寧な集客と三石という部分のアピールも、やり方をこのゲストハウスでできるんじゃないかなというふうに思っています。

でもう一つナナクラ昆布ってやっぱり日高昆布を私はメインとして扱っているので、日高昆布のファンを増やすことが地域貢献になるんじゃないかなと思っているんですよね。これもゲストハウスを建てて日高昆布のファンを増やすんじゃなくて、さっき前の目標で言ってた例えば札幌に実店舗も持っているしブランド力を高めることによって例えばナナクラ昆布のファンが増えると、例えば自分の好きな芸能人の背景とかその人の誕生日とかその人の歴史って知りたくなるじゃないですか、その人の原点とか。それと同じでナナクラ昆布の原点ってなんだろう、あ、三石なんだ、じゃあ三石行ってみようとか、そういう興味を持ってもらえるよう40歳までに活動をしてこの目標を達成したいなというふうに思っています。

 

ご清聴ありがとうございました。

関連記事

 
第5回「Hidaka Player’s Talk」河合正人さ....

北海道大学の河合と申します。ほとんどの方が初めて、はじめましてということでよろし …

 
第5回「Hidaka Player’s Talk」加藤エミさ....

  みなさんこんばんは。ちょっとしゃべる前に一言みなさんにお伝えしたい …

 
第5回「Hidaka Player’s Talk」阿部卓馬さ....

みなさんこんばんは、ありがとうございます、ご紹介に預かりました、シンガーソングラ …