第1回「Hidaka Player’s Talk」樋口将士さん

ビブリオバトルっていきなり言われてわからない方多いと思うんですけど、わからない方手を上げて頂けますか?半分くらいわからないですよね。そのわからないビブリオバトルを普及する活動をやってもいます。

で、今日はそれについてちょっとお話したくて時々毒も吐くんですけど、聞いて頂ければと思います。

地方創生に関する本がたくさん世の中にあるんですけど、結構読まれてないなと最近思っていて、みんな読んで意見出し合いましょうよって日々思ってます。で、ビブリオバトルってそう、今日大阪弁でやりたいんです。ビブリオバトルって何やのってのが大阪弁なんですけど、合ってますよね。まず、みんながどんな風に喋っているのかを写真で過去の写真を見てもらおうと思います。これ第1回の時の妹尾さんが撮ってくれた写真です。

みんなすごく真剣な表情だったり、笑顔がすごかったり、すごく生き生きとしているんですよね。この方はハーモニカの塚田さん84歳が出てくださいました。それから古典を読む会を南川さん「パリのおばあさんの物語」という本を紹介してくださったんですけど、チャンプ本という一番票数を集めた本に選ばたんですけど、こういった方も出てくださいました。それから、中学3年生の方が「古典落語100席」、こんな本を紹介してくれて圧倒的に票数を集められたことがありました。すごく笑顔がにじみ出てますよね。

みんないい顔をして主催者側もすごくいいなあと思っているんですけどなかなか普及しなくて今地道に活動しているところです。

これは先月「はまなす」で第4回をやったんですけど、その時も結構多くの方が集まってくれて、40人近くの人が集まりました。

高校生なんですけどすごく元気な感じで、盛り上がってくれてます。動きがあるのがわかりますか、指差している感じとか、ただ本を読んで紹介するだけなんですけど、動きがあったり笑顔があったり真剣に話したり色んな要素が入っているイベントです。

とっても楽しそうで、いい笑顔だなあ、ちなみにこの方はむかわ町から参加してくださって、キャンピングカーで新ひだか町も回られているそうなんですけど、たまたま図書館でビブリオバトルのチラシを見つけたら出たいとおっしゃってくださって、割とずっと強面な感じだったんですけど本の発表をしだすとすごく柔和な笑顔というか楽しそうな雰囲気を出してくださってこの後も、公園であったりしたんですけど、ビブリオバトルもっとやってほしい、むかわ町図書館にもやるように伝えたからと言ってくださってなぜか宣伝をしてくださって、次に繋がるなという感じになってきました。

廣田さんも本を紹介してくださって第4回のチャンプ本を輩出してくださいました。こんな感じのものなんですよね、ビブリオバトルに参加すると色んな嬉しいことがあると言われてます。

1年間に本が何冊くらい出版されているかご存知ですか、1万冊くらいだと思う人挙手をお願いします。1万冊以下だと言う人いないですよね、5万冊くらい?わからないですよね。実は1年間で本って8万冊出版されるんですよね、でそこから自分が読みたい本を選ぶってすごく難しいですよね。ネットに色んな宣伝が合ったり書評もあるんですけどどうも宣伝臭いなと思ったり、でも身近な人がこの本読んで面白いよっていうのを5分間の時間を使ってさっきの写真のように真剣だったり笑顔だったり動きがあったりでいろんな方法で紹介してくれるんですよね。最後にみんなで挙手をして面白いと思った本に手を上げるんですけど、みんなが読みたいって思った本ってやっぱり読みたいなってボクも思うのでチャンプ本に選ばれた本は必ず読むし、紹介された本で手に入るものはほとんど読むようにしてます。そうすると確かにそうだなと思うこともあれば、この人こんな風に取られるんだボクだったらちょっと違うのになということも結構あります。で自分の同じ分野に興味を持っている人と知り合えるのも本当によくあって、本1冊でいろんな繋がりができて、人との繋がりが、全然今まで知り合ったことのない人とも知り合いになれてきます。恵庭のカフェで2回ビブリオバトルに出たんですけど、そこでも新しい繋がりができましたし、ビブリオバトルやってるの?と知ってくれた人が連絡をくれたりとか、新しいつながりが本当に出来てます。それと、面白かった本って人に紹介したいんですけど、なかなかうまく紹介する場ってないんですけどこの時間を使うと5分間で時間を決められているので、その中でなんとか伝えようというのがあるのでなんとか一番いいところだけ伝えようとしますよね。なので、気持ちが相手に伝わりやすい、感動が伝わりやすいという特徴もあると思います。それからボクは余りプレッシャーに強くないんですけど、過去にもう10数回出てるんですけどちっとも変わってないんですけどずっと標準語で喋っちゃんですけど多分プレッシャーにちょっと強くなっていると思います。それから、今みなさんどう思われるかわからないんですけど多分プレゼン能力が向上していると思うんですよね。感動することっていうのは発表する側だと思います。今まで自分が話した言葉が人に伝わって自分の思いが伝わるのと自分が喋ったことに対して手を上げてくれるっていうのって、すごく新鮮だし話す側として感動するんですよね。

この後も話そうと思うんですけどこれって読書感想文で絶対得られないんで、本当にやってていいなあっていつも思います。高校生とかの参加者にもやっぱり感動したとか票数取れなかったときにはリベンジしたいとかそういう風に言ってくれる人がいてそういうのってすごく嬉しいな、主催してよかったなと思います。ほんとに充実考えられるイベントです。

なぜビブリオバトルなのか、続ける理由です。

ボクは体育が全く出来ませんでした。中学2年生の時に冬の体育の授業でスケートがあって多分こちらの方はスケートできると思うんですけど、大阪って氷とか張らないのでわざわざスケートリンクに行かなきゃいけないんですね。でスケート靴を履いてボク左利きなんで左足を乗せた瞬間滑って転んでまだ右足でまだスケートを滑ったことがないんです。この時に手首を捻挫してしまってずっと観客席に座った状態でした。

それからサッカーもすごく苦手で中学の体育の授業で当然サッカーってあるんですけど、ボール蹴ろうとしたんですけど形が同じなんで間違って地球を蹴って足首捻挫したっていう経験があります。大きさが全然違います。それから最近あまりやってないんですけど組体操ってありますよね。あれでボクは体重が軽いんで割と上の方だったんですけどバランスを崩して落ちてまた手首を骨折しました。手首足首とっても弱い、こういう生徒でした。

音楽もまたダメで、みんないろんな木琴とかピアノとかピアニカとかいろんな楽器やってるんですけど、ボクもう全然ダメなのでカスタネットの担当で、それでも「樋口君ずれてるよ」って言われるようなそんな人でした。

そしてあんまり行かないですけどカラオケに妻と行くことがあってあまりいい印象を持たれてないような気がします。

それから美術も苦手でのび太級の下手くそです。で、だいたい美術とか図工の時間というと色鉛筆を背の順に並べるとか、そんなことしかしてなくてとにかく苦痛でした。字も下手で書道やっても全然なんか字になってないというか記号みたいになってしまうのでとにかくこういう授業が苦手だったんですけど、なぜか本だけ好きで、伝記を読んだり童話を読んだり絵本を読んだり鉄道が好きだったので鉄道の本を読んだり、そんな子どもでした。あんまり子どもじゃないかもしれないですね。

で、小学校の時に妙に伝記にはまって最初に読んだのが子供向けのマンガのナポレオンだったんですよね。それがすごく面白くて信長秀吉家康だったりヘレン・ケラーだったり色んな人の伝記を読むのが好きになりました。で、まあ色んな本あるんですけどなかなか子どもの頃って本を読んでる人って隅っこにいましたよね。それをみんなの前で話すとか、この本はどうなんだっていう機会って全然子供の頃ってなかったですよね。それがすごく寂しいなって今思えば思うんですけど当時はビブリオバトルなんてなかったんでそれが普通でした。

で、すごく本を読んでたんですけど、読書感想文の大会みたいなのってありますよね。なぜか課題図書って読む本を決められてそこから選ばなきゃいけないんですよね。で、誰に対して書いてるのか未だにわからないんですよね。以前浦河高校の校長先生に聞いたんですけど、読書感想文はやらせてませんとおっしゃっていました。すごく読んでて一生懸命書いてるんですけど小中高12年間で一回も入選したことがないんですよね。どんな人が入選してるのかなっていうのをちょっとだけ聞いたことがあるんですけど「ん?」って思うのが結構多くて、最近だとネットにも読書感想文のパクれるようなやつがいっぱいあるので本当に意味ないなって思うんです。

で、高校時代も本読んでたんですけど高校時代はいかに楽して成績を上げるかばっかり考えてました。ちょっと絶版になっちゃったんで違うタイトルの本なんですけど実は「英語の偏差値が70になる本」を一冊丸暗記すると本当に70になったっていう記憶があります。それを書いたの人が「高校3年分の英語力が3週間で身につく本」。Amazonかなにかで1冊2万くらいで売っててすごいらしいですね。こういう本に出会えたのは本当にラッキーなんですけど、手抜きして英語の偏差値が上がったお陰で他の勉強が楽になったのと受験生なのに全然関係ない本を読めたのととってもラッキーな出会いがありました。

大学はボクは美学芸術学っていう、まったくわからないですよね。多分北海道にそういう学問がないんだと思うんですよね。京都の一部の一部と東京の一部にしかなくて、65人くらいしかいないですね、学部の中に。大学すごく家から遠かったので1日1冊くらい本を読めたんですけど、この本だけは全く理解が出来なくって何度も挫折したんですけど、「造形芸術における形の問題」ってどんなことがかわりますか?みなさん。形のある、造形芸術だから形がある芸術作品なんですけど、その、形の問題と言われてもわからないですよね。これがゼミの課題だったんですけど、まったくわからなくて、いつか読もうかなと思ってるんですけどなかなかいつか読もうかなと思って止まっている状態です。他に面白い本もあるし。ボク絵本も好きで、武田さんの絵本の会にも出させていただいているんですけど、このブルーの絵本を書かれるたむらしげるさんという方がすごく好きで絵本を大学時代からよく読んでました。今月も絵本の会があるのでたむらしげるさんの本で出場しようと思っているんですけど、本って本当に色んなジャンルがあるなと思います。推理小説の話しせずによくここまで持ったなと思います。

なんでこんなに本のことを話すか、なんですけど、色んな本を読んでいる方ってたくさん世の中に沢山いらっしゃるんですけど、ライフネット生命の創業者の出口治明さんという方が最近になってホットだなと思います。保険業とか金融業ってすごく組織が凝り固まっているんですけど、ライフネット生命っていう会社はネットの社会において保険業界を結構変えたって言われているんですね。この方が読書家だったというのがすごく衝撃的というか嬉しくて、この人の本を結構読んだんですけど、この人がこんな本「人生を面白くする本物の教養」を書いていて「人を成長させるのは、本と人と旅である、そして自分の頭で考え抜く」っていうんですけど、「人と本と旅」じゃなくて「本と人と旅」っていうところがボクにとって嬉しかったです。

で、いい本って人と共有したいし、本と人がビブリオバトルって一緒に繋がるのですごくいいなと思います。東京に住んでる時に猪瀬直樹が副知事だった時にビブリオバトルをすごく推してて東京都のホームページにビブリオバトルのバナーが貼られてそこからビブリオバトルのサイトに飛べるという状態だったんですよね。

前のページのこの「本と人と旅」の「本と人」というのがビブリオバトルというのが同時にクリアできるじゃないかって思いました。これがビブリオバトルとの出会いです、やっと話せました。

でビブリオバトルとはなんぞやというのを1ページで説明したいと思います。自分が紹介したいと思う本をまず選びます。でその本を5分間で書評をします。その後質問タイムというのを設けて2分か3分くらいで聞き足りなかったこととかを質問します。で最後にみんなで挙手をしてどの本が一番読みたくなったかという観点で手をあげます。一番手があがった本がチャンプ本と言われて、このイベントは本を讃えるので発表者がチャンピオンじゃなくて本がチャンプ本という風になります。ただこれだけのもので全然お金がかからないし、時間もすぐ終われるようなイベントなんですけど、これだけで本とも出会えるし人とも出会える、すごく密度の濃いイベントだなと思っています。

ビブリオバトルはもう47都道府県全部でやられていて、公立図書館だけでも220館で主催されています。図書館主催が220館。静内は残念ながら主催がボクなんでこの中には入ってないんですけど。今自治体の数が1750くらいあるので1/6もうちょっとか、1/7くらいですかね、やっています。大学は日本に777あるそうなんですけど、1/3くらいの大学でやられているものです。これを是非日高に広めたいなと思っています。

「フクシ伝説」。こんな本があるんですけど、本のいいところって新聞テレビ雑誌ではわからないことがわかってしまうというのがすごくいいことだなと思います。落合監督の息子のフクシって今は声優さんになっちゃったんですけど、それまでは一般人のはずなのにやたらと誤解されているとってもお行儀の悪い子どもって有名な方だったと思うんですよね、でもこの本を読んでみると実は全然違う人で結構いろんなこと考えてるしやっぱり落合監督の子どもっていう出生というかすごく苦労されたんだなということがひしひしと伝わって、この本は5回読みました。ふざけたページが多いし書きぶりは結構ふざけてるんですけど、この人ってこんな人だったんだってすごく分かる本です。

それから、これ「科学者の9割は『地球温暖化』CO2原因説は嘘だと知っている」もそうなんですけど、うちは全然地球温暖化信じてないんですけどどうも胡散臭いなと思うことがあるとテレビとか雑誌とかで疑うことがあるとなるべく本で調べることにしてるんですけど、あー違うなと思うことがありました。これも人それぞれの考えなんですけど、どうしても広告主とかスポンサーの気持ちを忖度するとやっぱりその人達の考えに基づいた放送しちゃうのでどうしても真実にたどり着けないケースってあるんですけど本を読むと意外とそのもやもや感がすっきりします。

「糖質制限が子供を救う」最近ボク糖質制限してるんですけど、バランスのよい食事ってよく言いますけど、バランスって何なんですかっていうのがよくよく考えるとわからなくて、栄養バランスなのか経済的なバランスなのか全然わからなくて、そういうことが本を読むとわかって、これも一つの考え方なので、いろんな考え方があるんだってことがわかればそれでいいと思うんですけど、これも本を読んでそういうことがあるんだということがわかりました。

「地方創生大全」、さっきちょっと出たんですけど、ボクは地域おこし協力隊という身分なので地方創生に関する本をたくさん読んできたつもりなんですけど木下斉さんというまだ30代前半の狂犬って言われている若い人がいるくてこの人は読み応えがあって、ゆるキャラとかB級グルメとかハコモノとかふるさと納税とかをばっさりばっさり切ってるんですよね。でも確かにそうだなってことが結構あって、新聞とかで聞く地方創生ってゆるキャライベントやりましたとか、B級グルメ大会とかでどこどこ町が優勝しましたとかそういう話が多いんですけど、実はそういうのって結構眉唾だなってのがこういう本を読むとわかるなと思いました。

今までのはちょっと難しいんですけど、このボクなんか楽しそうじゃないですか。本の難しさはさておき、今まで読んだ本を人前で紹介したりみんなで紹介しあうと普段仏頂面っぽいボクも多分これボクの中で満面の笑みなんですけど、すごく楽しそうですよね。読書が読んで終わりじゃなくてゲームになったりバトルになったりその後人との交流になったりと、次の次の次のステップにどんどん行けるところがすごくいいと思うんです。体育もダメ出し音楽も美術もダメという人でも参加できるなのでオリンピックにならないかなと思っているんですけど、読書好きの人が人と交流できるとってもいいイベントです。

ちなみに今まで町でビブリオバトルを4回主催して2回出たんですけどそれ以外にも過去に10数戦出てるんですけど、2回とも負けました。キャリアは全く不問です。みなさんに出てくださいって言ってるんですよ。2冊結構インパクトのある本を紹介したつもりなんですけど、4,5人発表者がいてどの本に何票入ったか多分ボクしか知らないんですけど、2回とも最下位でした。まったくキャリアとか関係ないですよね。

なのでみなさん出ていただきたいなと思います。最下位でも多分読んでくれた人もいると思うし、実は貸してと言われて貸したこともあるんですけど、そうやって新しい繋がりができて新しい価値観の共有とかができるので、やってよかったな、負けてよかったな。ここで勝ったら多分みんな出れないですよね。わざと負けたんじゃなくて、わざと勝ちようがないし負けようがないんですけど、誰が勝つかって全然わからなくてどういう本が勝てるかっていうのが全然わからないんですよね、それがすごくいいところだなと思うので、これからもやっていきたいなと思います。

結構参加者多いのわかりますか?今日と変わらないくらい来てますよね。今日250人位いると思うんですけど、第3回がちょっと狭い部屋でやったんですけどそれでも結構たくさん入ってくれました。で、第4回ははまなすでやったんですけど三石だとちょっと人集まらないかなと思ったんですけど、今までと変わらないくらい人が集まってくれて色んなとこでできるんだなと可能性を見出しました。

で、この活動の甲斐があって、静内高校の「国語表現」という授業があるんですけど、そこでビブリオバトルをやりたいっていう依頼が来まして、単発講師としてビブリオバトルを教えに行くというか、広めに行くという機会が得られました。自分からやらしてくださいっていうんじゃなくて高校側から来てくれたっていうのがすごく嬉しくてこういうのがもっと増えるといいなと思っています。

目標はこの地域全部の中学高校への進出です。今まで話を聞いていただくと、中学高校生でもできそうだなとわかって頂けると思うんですけど、本をたくさん読んでいる子どもたちもいると思うのでそういう子どもたちにも本を読むそれから人前で発表するそこから人と交流ができるっていうのを知ってもらうために普及活動を続けていきたいなと思っています。以上が私のビブリオバトル紹介のプレゼンでございます。ご清聴どうもありがとうございました。

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